MOMってどんなところ?


「ゆりかごを動かす手は世界を動かす」

OMは自然な暮らしを求めるすべての人々の交差点を目指しています−





「母親となることをきっかけに、自然な暮らしに立ち返ってみませんか?」
そんな呼びかけをもってMOMをオープンしたのは1999年の4月のことでした。

母親として子どもの自然な育ちを見つめているうちに、
人間の自然な生き方、あり方というものを探求したくなったのです。

地球上のすべての生物が循環する連鎖を崩さぬよう守りたいという願いを、
子を持つ親として、またこの地球に暮らす一生命体として強く抱くようになったのです。

                
「子育ては価値のない、つまらない仕事」との考えがあるようですが、私自身は、
子の育ち、つまり人の育ちを見守ることほど素晴らしい仕事はないと感じています。

社会をつくっているのは人であり、その「人の育ち」に手をさしのべることこそが
最も重要な社会参加のうちのひとつに当たるはずだと信じて止みません。
                
例えば、ゴミ問題に取り組むことや、女性の地位向上を目指した運動なども、
確かに意義のある社会活動だと思います。 

しかし、同時にすべての親たちが、わが子たちを
「ゴミを増やさず、モノをむやみに捨てず、限りある地球の資源について思いをめぐらせる人」
として育てたとしたらどうでしょうか?

男女の役割、性差の持つ意味、そして皆が互いに尊重し合わなければならないといった
人間として当然持っているべき姿勢を、自分の子どもたちにきちんと伝えることができれば、
それだけでも社会は大きく変わっていくことでしょう。
                
もちろん、人ひとりの力でできることは自ずと限られてきますが、
同じ時代に子を産み育て、喜びや迷いを抱えながら暮らしている多くの親同士が、
つながりを持ち、お互いが必要な時に助け合える関係をつくることができたら、
素晴らしく大きな力になるのではないでしょうか。

少子化が叫ばれて久しく、私たちの世代でもすでに頼り合える兄弟姉妹は少なくなっています。
こんなとき身近に暮らす者同士が手を取り合えたならばどんなに心強いことか・・・。
そしてその安堵感はきっと、子の育ちを見守る余裕にもつながることでしょう。
                
私自身は現在、子どもとともに過ごす時間以上に素晴らしい時間を知りません。
愛情をかけるとは、自分の時間を与えること そんなふうに考えています。
このような心境に至れたこと、また実行が許される環境にあることに感謝しています。

子どもと家庭を中心にしながらではありますが、
残ったわずかな時間をこのネットワークづくりに捧げていくつもりです。
幸い、身近に何人かの協力者が現れ、少しずつ仕事を分担できるようになりました。

この活動を支えるエネルギーの源である家庭を犠牲にすることなく、
「できることから」「無理せずに」「ひとつずつ」実現していきたいと考えています。

そして、これを読んで下さっているあなたのご参加も心からお待ちしています。



       自然なお産・育児・暮らし MOM(マム) 代表    松浦 真弓