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病気の土壌を作らない・・・ |
大人にも子どもにも共通して言えることですが、病気に罹らないためには、病気を呼び込むような土壌を作らないことです。自然に沿った暮らしをしていれば、医者要らず・薬要らずで過ごすことができます。しかし、「自然な暮らし」「自然食」「自然住宅」などという言葉をわざわざ使わなければならないほど自然から遠ざかった現代にあっては、「子どもは病気がち」という常識ができあがっています。そのため、1〜3歳までの乳幼児にかかる医療費を自治体が負担するという制度が、日本全国で当たり前になっているようです。国民の医療費を税金で賄うこと自体は素晴らしいことだと思うのですが、まず医療費のかからない体づくりをこころがけていくことが先決だと思います。そのためには、子どもが健康に暮らせる環境を整えることが第一に必要でしょう。 しかしながら、いざわが子が病気に罹ってしまった場合はどうしたらいいのか?――そんなときに、ちょっとした自然療法の知識や知恵などがあれば、慌てずに適切な処置をしてやることができます。私の場合は、たいてい子どもの治癒力が働くに任せて様子を見ることが多いです。とくに強い薬害やトラウマがなければ、本来、子どもは強い治癒力を持っているはずだからです。逆に、それだけの治癒力を持っているから病気を「引いた」と言うこともできます。風邪に限らず、すべての症状は人が自分で引いているものなのです。もちろん、そのときどきの症状や様子に合わせて、ちょっとした手助けをすることもあります。ホメオパシーを知ってからはレメディーを与えることもありますが、レメディーなしで済ませてしまう場合もあります。 よほどの非常事態であれば医者やクスリに頼ることも考えるでしょうが、幸いなことに、これまでのところ息子たちは新薬のお世話になった経験はありません(つい先日、上の息子が離れて暮らす父親に会いに行き、ゾウさんのマークの目薬を持たされて帰ってきたことがありましたが・・・10年以上も何も投薬して来なかったのにぃ〜)。人が本来持っている治癒力を保つには、まず体の中に薬(食品添加物や、水や空気に含まれる環境汚染物質、歯科治療に使用される重金属やフッ素なども含む)が入らないよう努めることが大切だと思っています。日々の暮らしから有害物質を取り除いていくと同時に、ちょっとしたケガや症状で安易に薬を頼らずにいれば、自然と子ども本来の治癒力を取り戻していけるはずだと思います。 熟練ホメオパスにはまだまだほど遠い私です。自分の経験や書物から学んだわずかな知識しかお分けすることはできないのですが、みなさんのお子さんが同様の状況に陥ったとき、少しでも参考になればと思いこのページを作ることにしました。 (注:ご自身やご家族の健康は他人よりも自分の目で考えてください。必要と思われる場合には、ご自身の判断で医療機関などへ行かれることをお勧めします) |
| ■■■ 風邪かな?と思ったら・・・ 喉がイガイガ、咳がコンコン、鼻水ツツ〜ッ、クション! あれ?ちょっと熱っぽいかな・・・こんな風邪の初期症状にはアコナイト(Acon.) 症状が出始めてから24時間以内ぐらいなら、さまざまな症状がアコナイトでカバーできるといわれています。 コンビネーションティッシュソルトのTS−19(旧称:風邪)も使うことが多いですよ。 アコナイトは、急に冷えたとき、冷たい風にさらされた後の症状に適合すると言われています。 その症状は急激にやってくるのが特徴で、むしろゆっくりと症状が進む風邪にはファーランフォス(Ferr-p.)が適合します。 風邪に限らず、具合が悪いとき、怪我をしたときなど体が本調子ではないときには、ふだんよりもより粗食を心がけています。病気のときにはなるべく余計な栄養を摂らずに胃腸を休めることが肝要だと思うからです。そういうときには子どもの食欲がなくても、私はあまり気にはなりません。 息子たちは体調が崩れそうなのを察知すると、梅干(もちろん無添加で砂糖など使っていないもの)をほしがることが多いのですが、「アイスクリームが食べた〜い!」なんてギョッとすることを言うこともありまして、私の場合、そんなときにはほしいものを食べさせてやることもあります。それで満足して元気が出ることも、治癒力を助けてくれる場合があるんじゃないかなぁと思いますよ。 |
| ■■■ 熱には使命がある! とかく嫌われがちな「発熱」ですが、熱が出るのには理由があります。たいていは体内の細菌バランスをとろうと奮闘している姿です。熱は上がるところまで上がって、使命を果たせば自然と下がります。解熱剤など無理な力を加えて熱を下げても、原因(たとえばアンバランスな細菌の状態など)は残されているので、体にとってはますますよくない状態になってしまう場合が多いのではないでしょうか。むしろ熱をシッカリと上げる手伝いをしてやったほうがいいのだと思います。 発熱のとき、私だったら・・・ 熱といえばベラドーナ(Bell.) 喉の渇きはそれほどないが、みかんなど柑橘系の水分を好みます。 顔が赤くほてった感じで、目はウルウルと潤んでいます。 頭は熱く、発汗したりしますが、手足は冷たいのが特徴です。 (つまり、体は「冷え」と「のぼせ」の状態にあるともいえそうですね) ベラドーナ状態のときは、子どもは不機嫌で乱暴な感じかもしれません。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 強い悪寒を伴い、不安感と落ち着きのなさが目立つならアーセニカム(Ars.) 下痢を伴ったり、鼻水で鼻の下がヒリヒリしたり、衰弱し、症状は夜中過ぎに悪化することが多いようです。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 寒さと暑さが交互にやってきて、発汗が激しく脱水症状や脱力感が伴うならチャイナ(Chin.) こんなときにはもちろん水分をどんどん補給してあげる必要もありますね! ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 風邪の症状が停滞している感じで、喉や胸の痛みを訴える。 空咳が出たり、体の節々が痛かったり、肌の乾燥を伴うならブライオニア(Bry.) インフルエンザの症状にも似ていますよね? 私が子どもの頃、こんなときにはアツアツの味噌汁(具は入れずに本醸造味噌を熱湯で溶いただけのもの。梅干を入れてもいいんです)をフーフーいって飲み、長袖長ズボンで布団にくるまって発汗を促したものです。汗をかいて着替えるたびに、だんだんと爽快な気分がよみがえってきた記憶があります。汗をかくのは熱を放散するにはいちばんの方法ですね。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 熱から痙攣やてんかんを起こしたりする場合はキュープロム(Cupr.) 熱があるのに顔が青いときには医者に駆け込めと言われますが、そんなときにもまずキュープロムを一粒摂ってからがいいかも! (ほかに青い顔で熱があるという症状に適合するものは、カーボベジ(Carb−v.)があります) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● インフルエンザのようなウィルス系の風邪による熱にはジェルセミューム(Gels.) ゾクゾク、ブルブルという震え、疲労感や衰弱感、喉の痛み、鼻水などを伴うときにも。 上に挙げたブライオニアもそうですが、こちらにも関節の痛みがあります。 ほかにインフルエンザ様の四肢の痛みに適合するレメディーは、ユーパトリウム・パーフォーリアム(Eup-perf.) ラストックス(Rhus−t.)いいかもしれません。 またアーニカ(Arn.)も打撲したような四肢の痛みに適合しています。 インフルエンザにかかった後の衰弱には、ジェルセミュームのほかにラシルス(Lath.)もおすすめです。 キットに入っていないものも、単品(30cでいいと思います)で揃えておくといいかもしれません。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 吐き気を伴う、消化器系に来る風邪にはイペカック(Ip.)を試してみます。 また、下の子は小さな頃から、よく吐き出すまで咳を続けたりしたものですが、そういうときにもこれはよかったです。 だいたいが、乳製品、お餅など消化が悪そうなものを食べた後だったり夜だったりします。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● くしゃみ、鼻水(水状のツ〜ッと出るもの)を伴うときにはネイチュミュア(Nat−m.) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 寒気が這い上がってくるような症状、喉の乾き、夜に臭いのある寝汗をたくさんかいて悪化するならマーキュリー(Mer.) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 熱があるのに喉が乾かない。熱のせいでいつもよりさらに甘えん坊の泣き虫になる。 一箇所だけに出る汗や熱にはポースティーラ(Puls.) たいていの子どもは病気になるととたんにひっつき虫になりますから、そんなときにはまずポースティーラが必要とも言えそうです。 ポースティーラの特徴として、夕方から症状が悪化したり、暖かい部屋を嫌がったりします。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 幻覚や幻聴まで出てくるような熱の場合、ベラドーナを試してダメなようだったらストロモニューム(Stram.) 「天井にねずみが走ってる!」とうなされながら寝ている子にあげたらグッスリ眠ってくれたことがあります。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 体がとっても冷えているのに高熱があるとき、冷や汗をかいていたりしたら バレチュームアルバム(Verat.)もいいですよ。 これは嘔吐や下痢にもよく適合するレメディーです。 その他いろんな場面でレメディを活用しています。 ご興味のある方は、ホメオパシー出版刊の各種書籍をお読みになってみてくださいね! |
| 子どもの罹る病気は、罹りきることに意味がある |
子どもの罹る感染症(麻疹、風疹、水疱瘡、おたふく風邪など)は、その罹患から治癒へのプロセス自体が、正常な免疫システムを作り上げるために必要不可欠なものなのではないでしょうか?これを予防接種や新薬などで不自然に抑え込むことなく、出るべくして出ている症状を速やかに進行させ、体から完全に押し出すことこそが必要なのだと思います。 高熱を出すことで、また咳やくしゃみ、鼻水などを介して、外へ出しきってしまいたい何かがあるのです。こうした病気を、胎内で受け継いだ毒素の排出と捉えることもできます。(こうした伝染病にほとんど罹らないで大人になるケースは、これらの病気と同調するような「体内から出してしまうべきもの」を持っていないということなのかもしれません。また、出す準備が整っていないから発症しなかったという場合もあるでしょう) 昔からの知恵や手当て法などを駆使して、両親や周りの大人が手厚く介抱することで、家族の結びつきも強まっていくように思われます(レメディは確かに役立つものですが、レメディーがあればそれでOKというのでは淋しいような気がします)。予防接種が子どもたちの体に悪影響を及ぼすことを啓発しながら、「子どもの病気のために仕事を休めない場合は、受けるのも一策」などとと勧める書籍などもありますが、子どもが病気(とりわけこうした一度きりと思われる感染症)にかかったときぐらいは、なんとか時間を作って看病にあたってはどうかと思います。そこまでする価値がじゅうぶんにあるほど、子どもにとっては一生の健康の土台を作る大切な大切なプロセスなのではないかと思うのです。 以下に、感染症や熱性痙攣に適合するマテリアメディカを持つレメディの一部を書き出しました。こうしたレメディーと献身的な看護で症状を押し出し、罹るべき病気に罹りきることができれば何よりだなと私は思っています。ホメオパシーの知識がない方が、これだけを見て対処することは無理があると思われます。あくまでも参考程度にとどめてくださいね。また、レメディーについてより広く深い知識を身につけるためには、ガイドブックになるような書籍をお読みになるようお勧めします。 |
| ■■■ 子どもの罹る感染症に適合するレメディー (詳しくは「ホメオパシーガイドブック キッズ・トラウマ」「ホメオパシー的予防」をお読み下さい。この表に記載されているレメディーを手当たり次第に試せばよいというわけではありません) それぞれのノゾース(病原菌のレメディ)は、『36YOBOキット』に入っています |
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| 風疹 ■アコナイト ■ベラドーナ ■ポースティーラ ■マーキュリー その他 ■ルベラ(風疹ウィルス) 三種混合の毒出し 妊娠したいが風疹に罹っておらず不安な場合に |
麻疹 ■ポースティーラ ■アコナイト ■エイピス ■ブライオニア ■ソーファー ■ユーファラジア(36キッズ) その他 ■モービライナム(麻疹ウィルス) 予防的使用も可 接種の害や、症状が酷かった人にも |
| ジフテリア ■マーキュリー ■ファイトラカ(36バース) ■エイピス ■アーセニカム ■ケーライビック ■ラカシス その他 ■ディプシライナム(ジフテリア菌) 予防的使用も可 三種混合の害にも |
百日咳 ■アンチモニュームタータリカム ■ドロセラ ■カーボベジ ■キュープロム(36キッズ) ■フォスフォラス ■コラリューム・ルブルム(36YOBO) その他 ■パタシン(百日咳菌) 害作用と予防に |
| ポリオ ■ラセラス(36YOBO) ■ジェルセミューム ■ベラドーナ ■アコナイト ■カルカーブ ■ラストックス その他 ■ポリオ(ポリオウィルス) ポリオ予防やワクチン接種後に |
耳下腺炎(おたふく風邪) ■ピロカーピン(36YOBO) ■バリュータカーブ(36キッズ) ■ベラドーナ ■カーボベジ ■マーキュリー ■ポースティーラ その他 ■パロティダイナム(耳下腺菌) 害作用と予防に |
| 水疱瘡 ■ラストックス ■アンチモニュームクルーダム(36キッズ) ■ベラドーナ ■マーキュリー ■ポースティーラ ■シイピア ■ソーファー その他 ■バリセラ(水疱瘡) |
熱性痙攣 ■ベラドーナ ■ジェルセミューム ■キュープロム(36キッズ) ■オピューム(36キッズ) ■ストロモニューム(36キッズ) ■パイロジェン(36キッズ) |